●2022_1125 LIGNA2023 出展者動向は好調

 世界最大の国際木工・林業機械見本市「リグナ(LIGNA)」が還ってくる。
 LIGNAは来年5月15日~19日の開催に向けて順調に準備が進められている。エネルギー価格の上昇、各種部品・材料の不足といった世界中の市場における経済の不確実性が依然として強い中でも、LIGNA出展者の意気込みは非常に高い。常連出展者の約3分の2が出展を確定しており、この11月現在で展示スペースの75%が既に埋まっている。
 LIGNA責任者のステファニー・ワグナー氏は、「この積極的な傾向は、木工業界にとってLIGNAが重要なネットワークハブであり、開発と革新のプラットフォームであることを強く示している。この4年間、木工業界はハノーバーで直接対話する機会を必要としていた。全てのマーケットリーダーが既にLIGNA 2023への出展を決定し、このイベントで最新のイノベーションを披露してくれることになる。来年のLIGNAは、会期前、会期中、そして会期後に、より多くの人に見てもらえるよう、デジタル技術を駆使してその魅力を高める予定だ」と、喜びを語っている。

 LIGNA23では、工具や機械のソリューションのプレゼンテーションに加え、次のような特別イベントが繰り広げられる。
●LIGNA.Stage業界の重要課題に関するディスカッション
●LIGNA.Campus研究・教育関係者による教育内容や研究プロジェクトの紹介
●LIGNA.Future Square (VDMA主催)業界のスタートアップ企業がビジネスアイデアを発表
●LIGNA.Recruitingプロフェッショナルと企業がデジタルジョブフォーラムで出会い、マッチングエリアで直接意見交換を行なう場の提供

 「4年ぶりに開催されるLIGNA23は、イノベーションの花火を巻き起こす見逃せないイベントになるだろう」(ステファニー・ワグナー氏)