■話題あれこれ
「大阪ウッドテクノロジーフェア2008」企画概要を発表
若手企画スタッフの“みせたいものがここにある!”
 今秋11月6日(木)〜9日(日)にインテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)で開催される“大阪ウッドテ クノロジーフェア2008”の出展者募集がいよいよ開始された。それに伴ない、4月21日(月)午後3時から大阪木工 機械協同組合会館(大阪市浪速区稲荷2-1-6、TEL06-6561-3907)で大阪木工機械記者クラブを招き、その企画概要 が主催者である大阪ウッドテクノロジーフェア事務局(大阪市浪速区稲荷2-1-6、大阪木工機械協同組合内、山本 善三郎理事長、TEL06-6561-3907)より鋭意発表された。
 “大阪ウッドテクノロジーフェア2008”は、木工機械・関連設備・機器のメーカーがプロユーザーに最新の製 品・技術を提示し両者を繋ぐ役割をする「ウッドマシニング2008」と、大学・研究機関・開発型ベンチャー企業 が木質資源の加工・利用技術や住宅・家具・インテリアに関しての研究・開発の成果を発表する「ウッドワンダ ーランド2008」と、この二つのテーマ展示会から成る統合展示会である。2006年秋の前回展から、若手企画スタ ッフを中心に名称を「大阪ウッドテクノロジーフェア」へと変更し、大きくリニューアルさせた運営を行なって いる。今回は“みせたいものがここにある!”をテーマに、前回展の企画をさらに見直し内容を充実させ、“大 阪展ならでは”と思われるような展示会を目指す。
 発表に先立ちまず理事長の山本善三郎氏((株)新日本商会代表取締役)は「通算22回目となる今回の大阪展に 向けて、その独自性と魅力と実のある2008年展を目指し、組合一同鋭意準備を進めている。今日は現在進行中の 企画に関して報告するが、皆さんにも力を貸してもらい是非盛会裏に終えられるようにしたい」と、秋に向けて 動き出した展示会への期待を述べた。続いて企画室代表の土保 直氏((株)土保商店企画室室長)が企画概要の 説明をした。そのあらましと会見での質疑応答の内容を纏めたものが次の内容である。


1,基本的コンセプト
 我々企画室が前面になって行なう2回目は、前回展の経験を踏まえつつ新たな試みに挑戦しなければと思う。
 先ずは、芸術大学のOBで若手木工作家の方々の作品を展示したい。これらの人々は今まで木工機を使用してい なかったので、新しいユーザー層を掘り起こす一環となるだろうし、尚且つ木製品の作品を発表してもらう。大 阪で今までこのような企画を行なったことは無いので、今回展の目玉になればと思う。
 次世代技術に関するセミナーや展示、入場登録による入場料の無料サービスなど、基本的な大筋は前回展同様 に行なうが、フェア全体としては、木工機械メーカーとユーザーとの意見交換、メーカーやユーザーからの我々 ディーラーへの要望、それらを掘り起こせるような場所になるよう目指したい。


2,ポスターと出展案内
 今回展のポスターは透明素材のものを使用した。“みせたいものがここにある!”と書かれているように、裏 にあるものが透けて見えることで「どんな色にも染まることができ、様々な可能性を持つ」という意味を含む。 このポスターに恥じないような斬新な企画を考えたい。周りを囲っている矢印は「循環型社会」を表わしており 、木を植えて大きくなり製材したもので家を建てまた木を植える……という循環型社会のために我々ディーラー も何か貢献できるだろう、という期待を込めている。素材はPET(ポリエチレン テレフタレート=Polyethylene t erephthalate の頭文字)を使用しておりリサイクル可能、この素材は炭素・酸素・水素の3つで構成されているた め燃やしても炭酸ガスと水しか出ず、有害ガスは発生しない。
 先ず出展者へのアピールとして、このポスターと出展案内を4月に入ってすぐ736社宛てに郵送した。前回展で 行なった“ミニ小間”は大きな成果が得られなかったので今回は取り止め。料金等は今までと変わりはないが、 開催日時が11月前半ということで前回より少し遅くなっている。だが、ポスター・出展案内の完成日、申込み期 限など、全て開催日に合わせて日程を先送りにし、出展を考える方々に充分な準備期間を与えられるようにした 。大阪展は出展者のニーズに応えようとシビアな状況の中で無駄を省いた運営を続け、できるだけ小間料金を抑 えている。早期割引制度などを設けていないのはそのためである、と理解してもらい早々の申し込みを希望する 次第だ。


3,会場設営について  大きな変更点としては、ここ数年はインテックス大阪の2、3号館を使用していたところを、今回は2つの会場の 行き来の良さを考え1、2号館で催すことにした。3号館から2号館へ向かう通路がL字型になっており、雨に濡れた り長い通路の途中で帰ってしまう人もいたためだ。1、2号館は隣接しているため移動はスムーズに行なえ、今ま でより見易くできると思う。
 会場面積は1号館5,087平方メートル、2号館6,729平方メートル、3号館5,119平方メートルとなる。よって2・3号館 が計11,848平方メートル、1・2号館が計11,816平方メートル、会場の総面積としてはほとんど差が無く今までと ほぼ変わりはない。ただ、3号館には柱が無く天井が高かったためか閑散とした印象を受けていた。一方、1号館 は2号館に似た構造で使いやすい。密度あるレイアウトを組み熱気溢れる会場造りができるだろう。


4,出展者に対するサービス
 あとは、出展者への呼び掛けを終え次第、昨年同様、西日本約2万件の事業所にフェアの案内状を郵送し来場 を呼び掛ける。ホームページの制作も進行しており、随時情報を更新していく。ポスターにもあるように、業界 としてもリサイクル概念を展示会の中に取り入れていきたい。「産官学」が一体となった展示会は大阪の“売り ”でもある。メーカー・ユーザーだけでなく、工芸高校・大学の森林科関係・職業訓練所など業界を担う次の世 代もターゲットに案内状を送付する予定だ。


5,業界の中での役割
 我々はディーラーという立場上製造業ではなく、メーカーが造ったものをコラボレーションさせて一つの形( 商品)にしていくことが使命で、国産材の普及に関しても現状はまだその道標を模索している段階だ。今回展も “アウトテクノロジー”をテーマの一つに掲げている。機械だけでなく国産材を普及させる企画、森林組合を絡 めた企画、そのような案があれば柔軟に対応していきたい。
 機械メーカーはユーザーが真に何を求めているのかを知りたいもの、そのユーザーの声を一番近くで聞けるの が我々だと自負しているが、実際は中々難しい。ユーザーの声を受け、メーカーと共に研究開発したところでコ ストが合わない、需要が見込めない、という問題もある。展示会も含めユーザーとメーカーを繋ぐ役割をいかに 果たすべきかが大きな課題だ。


6,多くの課題を前に奮起!
 同時期に東京で「IPF(国際プラスチックフェア)2008」が開かれることでどれだけ影響が出るかも懸念される 。木工に関するメーカーについてはそれほど心配していないが、木工以外の分野(プラスチック、建材など)も取 り込んでいきたいという狙いもある。しかし過去の例では、プラスチック関連の出品機器はほんの数体、それを 目当ての来場者を呼び込むのは中々至難の業だ。大阪の会場規模的にもプラスチック・アルミなどと併展開催を 考えるのも難しく、関西を通り抜け東へ向かう出展者・来場者両方をどのように大阪で足止めするか毎回々々模 索している。
 2006年の前回展は出展者数183社、529小間、総来場者数20,356名であった。今年はこの数字をどこまで伸ばせ るか大いに期待したいところである。
事務局一同、周りからの貴重な意見を可能な限り吸い上げ、実りある展示会を迎えられるよう精進していきたい 。


 いよいよ“大阪のフェア(=お祭り)”に向けて事務局が動き出した。2回目となる企画室メンバーは何を見せて くれるのか、斬新さだけではない、先を見据えたアイデアで是非驚かせて欲しい、「ここにみせたいものがある !」と。
 出展の概要は次のとおり。
◆名称=「大阪ウッドテクノロジーフェア2008」
◆会期=2008年11月6日(木)〜9日(日)、9時半〜17時  ※但し9日(日)は4時半まで
◆会場=インテックス大阪
◆主催=大阪ウッドテクノロジーフェア運営委員会、運営委員長=山本善三郎氏(大阪木工機械協同組合理事長) 、企画室代表==土保 直氏
◆出展申込金=31,500円、小間料金=240,000円(1〜2小間)、220,000円(3小間以上)
◆出展申し込み締切り=2008年7月15日(火)
◆問い合わせ=大阪ウッドテクノロジーフェア事務局(大阪市浪速区稲荷2-1-6、大阪木工機械協同組合内、事 務局長=小山 優、TEL06-6561-3907、ホームページ=http://www.wood-cup.com 、Eメール=inari@wood-cup.com )まで。

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