■ 水鍬、ノースウッド、日高機械グループが三位一体による
「ボアズ」工場、この春から本格稼動を開始!
建具からプレカットまで、国産材のあらゆる木材加工が行える施設を目指す!(その1)
 石川県羽昨郡志賀町に、このほど新しい木材加工施設工場が誕生した。 国産のスギ、ヒノキ、その他の木材を無駄なく有効利用して、耐久性が 高くしかも高付加価値の木造パネル工法「ボアズ」を、本格的に事業化 する為の木材加工工場である。
 木造パネル工法と云っても、ボアズのパネルは長さ8m、断面が200 ・角〜600・角材を、サネ加工継ぎと独自開発のボルトで頑強に繋ぎ合 わせた極めて頑強な木造パネルで、接着剤などは一切使わずシックハウス などを出さないよう住環境に配慮した木造パネル工法を採用している。
 昨年末、ボアズ工場の用地約2500坪と建物約800坪を取得し、国 産木材、加工設備、人材を移設整備し、この春「ボアズ」事業を本格的に 始動させた。
 「ボアズの木造パネル工法の加工と供給を進めつつ、加工設備を順次必 要に応じて導入して行き、将来は建具からプレカットまで国産材を使って あらゆる木材加工が行える工場として機能させたい」(日高機械、日高明 広専務談)との、関係者の夢と希望を数回に亘って追ってみたい。
 「ボアズの構想は20年以上となる。水鍬の鈴木さんの頭の中で沸々と 煉られ、ようやく此所まで来たという感じだ」。日高機械(石川県羽昨郡 志賀町徳田、日高明正社長、・076737-1311)の日高明広専 務は新工場の前で感慨深く語った。
 そのボアズ工場は、森林経営の(株)水鍬(名古屋市東区白壁2-5-6、 鈴木基之社長、・052-962-7500)と木材加工職能グループの ノースウッド(石川県羽昨郡志賀町、藤橋一郎社長)、そして産業機械メ ーカーの日高機械グループ(日高機械、(株)田辺鉄工所、(株)田鶴浜マシンウ ッド)の3社が経営に参画し、事業運営を行なって行くという。
 (株)水鍬の鈴木基之社長は、三重県熊野地方に広大な森林を保有し経営し ている。森林インストラクターでもある鈴木社長は、かねがね日本の森林 を永続的に守り育てるには、国産材をもっと有効利用し得る経営的優遇環 境が必要で、殊に山林所有・相続・保有に際しての税制の問題を早急に改 善することが大きな解決策であるとの考えを示している林業専門家の一人 である。

(編集部)

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