ウッドミックニュース



《工場訪問》
国産材製品専門工場としての誇り
構造材・羽柄材・集成材、そしてW・ALCへ
協和木材(株)の創造とチャレンジに触れて


▲協和木材(株) 塙工場内観

 素材生産〜原木直送〜製材加工〜製品販売までの全てに直接携わることで、一貫した地域木材資源の大量供給・加工システムを形成している有力国産材製材メーカーである協和木材(株)(本社/東京営業所=東京都江東区東陽5丁目30番13号、佐川広興社長、?03-5857-5225)の福島県東白川郡塙町に在る協和木材(株)塙工場と集成材工場を見学した。
 同社は現在、月産約2万5000立米のスギ、ヒノキの原木を消費して約1万立米の構造材、羽柄材、集成材製品を生産している。素材生産現場に60人、加工生産工場に240人を擁する、換言すれば年間30万立米の国産材原木を消費する屈指の国産材専門大型工場である。
 昭和28年 (1953年)に佐川材木店として素材生産業から創業し、昭和38年に第一工場を建設してスギ、ヒノキ、マツ材による製材を始める。当時は地マツの専門工場として、注文生産による多品種少量生産方式を採用。
 昭和48年(1976年)に協和木材(株)に法人化し、平成元年に第二工場を建設。こちらはスギ材製品の量産方式を採用。沿革資料では、平成17年に栃木県那須町のスギ材製品量産工場を経て、平成18年(2006年)に現在の塙林間工場団地へ移転し、生産工場を集約化し、平成22年からは3シフト制の24時間操業を開始したと云う。
 続く、平成24年には塙工場に隣接して、スギ集成材工場の稼働を開始し、今年秋中には山形県で新庄工場開設を目標に着々と準備を進めているそうだ。(佐川社長)
 塙工場は、敷地面積約15万平米に約1万1000平米の工場建屋が軒を並べている。工場の土場には、1日当たり10台〜25台もの10トントラックが山から直送、或いは原木市場や共販所から原木を運んでくる。3mの柱角用材は選木機(石田製)に掛け、材積と用途別に仕分けされた後、石田製のリングバーカーで樹皮が剥がされる。選木機を自社で準備していることで、民間の山から出た材木をここでしっかりとデータ取りして入荷量を開示できるので市場、共販所とのトラブルは少ないと、松浦 薫営業副部長は云う。
――――中略――――
 隣接する集成材工場は、トップスペック製高速モルダー2台、太平製作所製フィンガージョインターが1ライン、飯田工業製のプルフローダ強度試験機、小林機械工業製の回転プレス2台が、こちらもフル操業。
 小断面、中断面、積層間柱のスギ集成材製品月産3500立米程が生産される。
 製材工場、集成材工場で原木は加工により……
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