ウッドミックニュース



【工場訪問】
(株)さつまファインウッドで、国産スギ2×4材の専門生産工場を見る

 今回、鹿児島県霧島市に国産材による2×4(ツーバイフォー)用材の生産拠点として平成25年11月に設立された(株)さつまファインウッド(鹿児島県霧島市国分上野原テクノパーク1247-23、林 雅文社長、TEL 0995-73-8186、資本金4000万円)を訪ねた

▲()さつまファインウッド工場


 同社は、大手ハウスメーカー等から国産材による枠組み壁工法 (2×4)用のJAS構造用製材製品の安定的供給依頼の要請を受け、原木の安定確保が可能な鹿児島県において高品質な製品の安定供給を行なうため流通加工センターとして設置された。また同社は、創業以来、九州全域から原木・立木の仕入・買取・販売の他、プレカット加工、内装材・外装材・構造材の加工・販売等を行なう(株)伊万里木材市場のグループ企業でもある。…〔中略〕…(株)伊万里木材市場は平成23年、曽於市に南九州営業所を開設したのに伴い、鹿児島材の需要先を確保する上で製品のJAS(日本農林規格)化が必要不可欠であることから、JAS化の為の施設整備及び国産材による2×4工法用材の安定供給体制拠点として(株)さつまファインウッドを設立した訳である。

 枠組壁工法構造用製材及び枠組壁工法構造用たて継ぎ材のJASの改訂に伴い新設されたヒノキ、スギ、カラマツの樹種群に応じた基準強度の制定、及び従来樹種の基準強度の数値の見直し等を受けて、(株)さつまファインウッドでは、中でも鹿児島県産材を使った2×4並びに2×6製品を生産する量産ラインを整備し、鹿児島材の利用拡大を目指すこととなった。
 その事業の概要は、鹿児島県内の川上、川中、川下が一体となって原木生産のサプライチェーンを通じ、県内外の住宅メーカーにジャストインタイムで高品質な木材製品を供給するというもので、具体的にはラフカットされた枠組み壁工法用製材(2×4製材)や構造用製材を業者から購入して、天然乾燥及び人工乾燥を施し、強度測定の後にモルダー加工で正寸に仕上げ、検査を経てJASマークを印字して出荷する内容である。
 同社の敷地面積は約1万4000坪。その内約1万坪が天然乾燥土場で、2×4加工棟、構造用加工棟、製品倉庫棟、養生棟、桟積み棟、ボイラー棟の建物面積が約3000坪で……
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