ウッドミックニュース



《時の話題》
新国立競技場の新設計案が決まる!

2020年、歴史ある神宮の杜に『杜のスタジアム』が生まれる

 2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場のデザイン案が終に決定した!
 同施設のデザイン案が建設費高騰により整備計画自体白紙撤回され、新たにデザイン・設計・施工まで含めた再公募でのコンペが行なわれることになり、その動向と結果は日本のみならず世界中から注視されていた。
 昨年12月14日に日本スポーツ振興センター(JSC)が応募された2案の技術提案書をホームページ上で公表。競技関係者との意見交換や有識者会議等を経て、12月22日(火)の閣僚会議で、大成建設、梓建設、建築家の隈研吾氏のチームによる『杜のスタジアム』の設計デザイン案が採択された。
 同チームによる設計案は、地上5階、地下2階建てとなる。観客の見やすさに配慮したスタンドはすりばち状の3層構造。施設の高さを49.2mと低めに抑えることで、周囲の景観へ馴染みやすくなっている。
 大きな特徴は、木材と鉄骨のハイブリッド構造によるスタンド観客席の大屋根である。下弦材を国産カラマツ集成材の8丁合わせで、ラチス材は国産スギ集成材でそれぞれ鉄骨を挟み込むトラス構造となる。観客席は木の温かな質感で包み込まれた大空間が広がり、日本の伝統木構造と現代の最新技術のコラボレーションを世界中の人が目にするだろう。
 チームの技術提案書による総工費は約1490億円、使用木材量は約1800立米、工期は2016年(平成28)12月〜2019年(平成31)11月末を予定。今後はJSCとの工事契約を経て、2月から基本設計・実施設計に移ることになる。
 この度の画期的な競技場案の採択に関して……(続きは本誌をご購読ください)


《工場訪問》

日本の山を支える林業機械メーカーのイワフジ工業(株)

イワフジ工業(株)の本社は岩手県奥州市にある。支店として北海道、東北(本社)、北関東(福島)、関東(東京)、中部(名古屋)、関西(大阪)、九州(熊本)の7支店。林業機械、および以外の環境産機として扱っている。資本金3億円、従業員230人、売上約70億円。
製品のメインは林業機械で、プロセッサー、ハーベスタは勿論、グラップルからラジキャリ(自走式搬器)、タワーヤーダー、各種ウィンチ等、従来型の林業機械に至るまで幅広く生産し扱っている。
その他にも環境機器としては、産廃用コンテナ、積み下ろし装置等もイワフジブランドで造っており、一部、他社の機械をOEM生産している。


  ▲組み立て現場

新製品「TY-U5Cタワーヤーダー集材システム」
急峻な林地で小面積の立木を皆伐するために開発された最新式のタワーヤーダーは、油圧インターロックとコンピュータ制御による回転ドラムの速度制御により、安全且つ迅速な横取り集材、下げ荷と上げ荷も同等の作業性を実現した画期的な集材システムである。
各ワイヤー索の張力はモニターに表示され、簡便なジョイステック装置により機械オペレータは感覚的、数値的に速く操作でき、使い方も習得できる仕組みである。
更に……(続きは本誌をご購読ください)