ウッドミックニュース



工場訪問

ハイテクウッド名古屋(株)のIoTシステムを採用した最新ドア枠生産工場を訪ねて


  ▲ライン後半                ▲ライン前半

 ドア等内装建材、介護・事務用品、乾燥木材・集成材・小割材の生産販売を事業とするタック・ハイテクウッドグループ(竹内成豊CEO)は、国内外に15社・43拠点、社員数約1000人を有する。
 そのグループ中核を担うのが、製造部門の「ハイテクウッド秋田(株)」、「ハイテクウッド名古屋(株)」、販売部門の「ハイテクウッド販売東北(株)」、「ハイテクウッド販売九州(株)」、卸部門を兼ねる「ハイテクウッド販売中部(株)」で、製造・販売・卸など各社はそれぞれ特化した技能を発揮しながら、世界に通じる「タック・ハイテクウッドクオリティ」の構築という目標に向かって持続再生可能な原材料の開発・活用、ゼロエミッション、省エネなどに鋭意取り組んでいる。
 その製造部門の一翼を担うハイテクウッド名古屋(株)(愛知県愛西市本部田町狭場16番地、清水正博社長、TEL 0567-31-1166)工場に、新しくIoT(インターネット オブ シングス)に対応した各種「枠材」生産ライン(総額約3億円)が完成した。
 QRコードに記録された生産データに基づき自動で部材加工が進められるIoTシステム
新しく完成した枠材加工ラインは、まずユーザーからの注文製品情報が生産データに変換されて工場のパソコンから情報がQRコードの記録ラベルとして出力されることから始まる――〔中略〕――加工ライン上のセンサーが、部材に貼られたQRコードから製品情報、加工情報を読み取り、製品ごとのサイズ情報に基づいてクロスカットソーでの加工を終えた枠部材は、続いてボーリング加工機に送られ施工穴、組み立て穴、鴨居の切り欠き等がCAD情報に基づいて自動で加工されて、梱包作業者の待つセクションへと送られて来る。
 一連のソフトと加工機は浜松の東洋鐵工所(静岡県浜松市東区大瀬町460、宮本輝男社長、TEL 053-434-2888)製で、スムースな部材の加工と搬送を見せてくれる。
一方、……。

人にさせない!を、より徹底する生産工場に
 「短納期で品質を叩き出せる工場に変えて行きたかった」と語るのは、タック・ハイテクウッドグループでハイテクウッド名古屋(株)、並びにハイテクウッド秋田(株)と、製造部門の総責任者でもある清水正博社長である。
 国内外に数多くの生産・物流拠点を有するグループにとって、為替の変動、大量の在庫保有という宿命からの脱却は必須課題であり、「全国の拠点からの受注データをそのまま生産工場に反映させて加工生産し、短納期で物流拠点から配送・納品を行える。そうなら我々が利益を叩き出せる製品づくりに絞ろう」と、清水社長は日本の真ん中に位置する名古屋工場での仕組みづくりに取り組んだ。ようやっと苦労させて開発したドア枠加工ラインであるが、「皆さんにはオープンに見ていただけるような工場にする」と語る。
 IoT、IoSにしても、……。(続きは本誌をご購読ください)