ウッドミックニュース

【時の話題】
木材サミット連絡会主催
2020年までの国際スポーツイベント関連施設等へ
木材・木質材料の利用を提案する情報提供会が開催される



▲約240名もの人が集まった会場の様子
 木材サミット連絡会(事務局=Eメールsummit-prep@jwta.or.jp、FAX 03-5296-4071)が主催し、林野庁が後援する情報提供会が、去る1月21日(水)に新木場タワー一階大ホール(東京都江東区新木場1-7-22 ジャパン建材(株)内)で開催され、延べ240名もの業界関係者が参加し大盛会であった。
 この情報提供会は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて木材利用の気運が盛り上がっていることを踏まえ、木材関係団体が取り扱う木材製品の種類・利用技術について、基礎知識や利用方法、法規制との関係等も含めた留意点、利用実績・事例等を解説・紹介する目的で開催された。
 昨年7月に開催された『木材サミット2014』にて、公共建築物等への木材利用における地球環境への貢献度アピールや、木材利用団体の協調による木材推進の社会への働きかけの必要性が訴えられた。そして、2020年までに開催される東京五輪を始めとする各種スポーツイベントが、《木材資源国・ニッポン》を世界にアピールする絶好の機会である、との認識から今回の情報提供会の開催に至った次第である。
 プログラムは、木材サミット連絡会世話人の有馬孝禮氏の基調講演ともなる総論と、木材・木質材料を扱う九参加団体からの情報提供という形で進んだ……。
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【インタビュー】
童具(どうぐ、木のおもちゃ)を通して、つながる形・心・生命を育む
(株)童具館の和久洋三氏に、そのこころを訊く


童具館の和久洋三氏

 (株)童具館(東京都大田区西糀谷1-22-14、TEL 03-3744-0909)の創業は1972年で、設立は1989年である。東京都大田区にワークステージを持つ本店を置き、小田原と静岡に木工房を持つ。主な事業内容としては、@子ども達の創造力を導きだすための「童具」の開発・製造・販売。A子ども達が創造活動を行なうための「わくわく創造アトリエ」の運営。B「和久式創造共育法」のさらなる研究開発とその普及―とある。

 (株)童具館館長の和久洋三氏――子供達の遊びや学びのために作られた木のおもちゃは、例えば「積木」は果たしておもちゃ(玩具・遊具)なのか、或いは教具(教育・知育玩具)なのか。世間では、遊びと学びの区別をする為に二つの言葉を使い分けていますが、子供達は積木での遊びを通じて必然的に造形物のバランス、調和、数や量を図っています。なので、私にとって積木は「遊」具と「学」具を区別できなかったので、遊びながら学びが深まるツールとしての「童具」と呼び、童謡、童話と同じ様に「童具」も子供の精神を育む文化財であるとの位置付けで捉えています。
 本誌――和久先生の「童具の宇宙」作品カタログの中にある、全国の子供達による積木の活動写真で興味深いのは、○△□の形をした積木を自由自在に奔放に積み上げ、かなり大きな作品というか造形物というか、創っていることに正直驚いています。
 和久洋三氏――人間は、男と女の関係性の中から生まれますが、そこからまた様々な関係性が生じて来ます。創作活動の中で見えて来たのは、積木のおもちゃですら人間の本質に合ったものでなくては駄目だということです。そうでないと子供は集中して遊びません。人間の本質的な欲求はあらゆる処に関係性を見つけ創り出そうとしていることです。なぜなら……
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