ウッドミックニュース

海外展示会視察
キシレクスポ(Xylexpo)2014閉幕!
規模縮小でも大手メーカーが集結し、来場者数伸びる




 イタリア・ミラノで隔年開催のキシレクスポ(第24回国際木工・家具製造技術産業展)が、5月13日(火)〜17日(土)の会期を終え閉幕した。5日間で世界中から4万4000人が訪れ、その内42%が海外からの来場者であった。

 今回展はミラノのロー・フィエラ会場の1〜3ホールにて開催された。総展示規模は2万7000平米、出展社数は440社(うち、海外27ヵ国から123社出展)。海外勢では、ドイツより51社、中国11社、スペイン8社、オーストリア7社、イギリス4社、チェコスロバキア4社、と続いた。台湾はわずか2社だった。日本からの出展者は、いない。
 ユーロ圏経済が未だ不安定要素を抱える中、4ホール使用しての前回展から規模は大幅に縮小した。それでも、久方ぶりにビエッセ、チェフラ、SCMグループの内の2社などが出展したためか、会期前の入場事前登録は前回より勢いがあり、前回展の7.1%アップ(1万5250名)だったという。地元ヨーロッパやアフリカ、アメリカなどの事前登録が伸びたそうだが、逆にアジアからの事前登録は1.5%減少した。
結果、規模縮小なれど来場者数は前回展を上回り、会場はビエッセやホマッグら大手メーカーを中心に賑わいを見せていた。
 ホール1、3は、家具製造関連の機器・設備と半製品関係、表面処理。ホール2は無垢木材加工とその半製品関係で展開された。元々はホール4を使って林業、製材、木造関連設備を展開する予定だったようだが、全体の規模縮小を余儀なくされたためか、これらはホール2に入っていた。思わぬ所に部品メーカーの小間や木工作家の小間があったりして、ちぐはくな印象を受けたのはその調整のためであろう。結構な数の休憩コーナーや空きスペースを凝縮すると、2ホール半くらいになるだろうか。主催者の苦心の具合が伺える。
 それでも、大手メーカーの注目度の高さは逸脱している。
ホール1の目玉は、久々の…
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時の話題
東京都板橋区に初の4階建て木造ビルを建設
国産カラマツ集成材とKESコネクター接合金物を構造に使用
アイ・ケイ・ケイ(株)がついに具現化したぞ!


▲木造四階建てアイ・ケイ・ケイビル

 この程、東京都板橋区坂下2丁目27-7に4階建て木造ビルが建った。国産スギ建材・製品をはじめとして八代のイグサ製品、天然アロマ製品等を扱うアイ・ケイ・ケイ(株)(東京都板橋区坂下2丁目27-3、伊藤好則社長、TEL 03-3967-4551)が建築主となっての一時間耐火建築物仕様の木造4階建て店舗併用住宅である。
 木造4階建ての建築住所は近隣商業用途地域で勿論防火地域である。約130平米の敷地に約109平米の建築面積、4階建てなので延べ床面積は約385平米弱で、(株)シェルターKES営業本部(本社=山形市、東京都港区芝5-13-15・芝三田森ビル、木村一義社長、TEL 03-5418-8800)のKES木造大断面構法を採用して建てられた。
 構造用としての使用木材は、柱・束・ブレース材に国産カラマツ集成材のE105-F300等級の中・大断面材、及びE95-F270等級の小断面材25.7立米と梁桁、母屋材に国産カラマツ集成材のE105-F300等級の中・大断面材、及びE95-F270等級の小断面材25.9立米の合わせて51.6立米にのぼる。
 柱寸法は最大150mm×420mm断面、最小120mm×120mm断面で、また梁寸法は最大150mm×600mm断面、最小105mm×180mm断面の国産カラマツ集成材を使用し、上棟後の4階建て木造ビル(アイ・ケイ・ケイビル)の表し姿は、最頂部が17mの極めて強直な風体である。
柱と梁を繋ぐのは(株)シェルターが特許を有するKESコネクター接合金物で、2010年に文部科学大臣賞、2012年には農林水産大臣賞を受賞している高品質なジョイント金物で、全て錆の出にくい溶融亜鉛メッキ仕様である。
 また、土台には120mm×150mm断面の無垢ヒノキ乾燥材、間柱は45mm×150mm及び45mm×120mmの無垢スギ乾燥材、垂木も38mm×235mm及び38mm×140mmの無垢スギ乾燥材をふんだんに使っているが、何れもアイ・ケイ・ケイ(株)の特許である木材低温乾燥装置「愛工房」で乾燥した材を拘って使用している。
 その他、面材としての壁、床、屋根は国産針葉樹合板を使用した。
思い起こせば7年前…

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