ウッドミックニュース

海外展示会視察

「インターツム・ケルン2011」&「リグナ・ハノーバー2011」
官民一体となり産業を盛り上げるドイツの見本市の印象とは……


 ドイツ。世界一の木工産業、そして見本市産業の国。五月末〜六月頭に開催された「インターツム・ケルン2011(国際家具産業・木材加工専門見本市)」と「リグナ・ハノーバー2011(国際木工林業機械見本市)」の結果は先月号で速報を掲載したとおりで、世界同時不況の影響により落ち込みを見せた2009年展を払拭し、出展・来場共に見応えのある展示会となった。
 インターツムとリグナは、広報・メディア対応・前売りコンビチケットの販売等のサービス、共同キャンペーンを行なっている。これにより一度の滞在で二大国際見本市へ訪問し、製品・材料・デザイン・技術の最新トレンド情報を包括的に得ることができ、海外ビジターが訪れやすい環境を整えていることが大きな特長だ。初訪独の身にも、会場・規模の大きさのみならず、見本市産業のあり様がビシビシと伝わってくる。

■インターツム・ケルン
 インターツムには、家具インテリアとそれに関わるあらゆる部材や素材が集まってくるが、落ち着いて洗練されたブースには、最新トレンドの製品の数々が並んでいた。
 突き板、化粧シート、縁材、家具金物、ベットリネンに関連の機械設備……キャビネット等に用いられる新開発の複合ボード類を一堂に紹介するコーナーや、LED照明器具が多く見られたのは、時代の流れであろう。表面処理は昨年から、表面に凹凸をつけたナイフマーク模様がトレンドとなっており……

■リグナ・ハノーバー
 開催前夜に催されるウェルカムパーティーは、毎回市内の公共施設にて行なわれるそうだ。今年はハノーバー動物園内マハラジャの大ホールで盛大に前夜祭を祝ったとのこと。(残念ながら本誌記者は旅程が合わなかったため参加できず)公共施設の活性化と見本市の盛り上げの相乗効果を狙ってであろう。
驚いたことに
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