ウッドミックニュース

この人に聞く


木材を通して環境社会にどう貢献できるのか。

名古屋木材株式会社丹羽耕太郎社長に聞く


 名古屋木材(名古屋市中川区山王2-6-41、丹羽耕太郎社長、TEL 052-321-1526)は、1945年(昭和20年)に名古屋の木材卸業として設立された。1949年(昭和24年)5月には早くも名古屋証券取引所市場第二部に株式を上場し、木材や合板、建材のほか、今日では住宅機器、フローリングやウッドデッキなどの販売も行っている。
日本の高度成長と共に発展拡大を遂げてきた木材企業も「失われた10年」と揶揄されるバブル崩壊後の平成不況の中で厳しい経営環境下での営業を強いられ、その後も日本の景気は復興することなく、企業経営の厳しさは持続したまま今日に至っている。
 2010年(平成22年)11月15日、同社は元中川営業所のあった中川区清船町4丁目に、リフォーム業者向け資材販売店1号店としての木材コンビニ「A'zen館(エイゼンカン)」をオープンさせた。プロの大工・工務店業者向けに造作用木材をはじめ合板や建材、住宅機器、フローリングの他、あらゆる高機能商品を取り揃え、そのアイテムをどんどん増やしつつあるそうだ。

 そこで今回、木材の卸企業から小売販売への展開を通じて企業経営の改革と事業拡大へ向けて奮闘する丹羽耕太郎社長に話を伺った。
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 名古屋木材梶E丹羽耕太郎社長−−私が、当時のUFJホールディングス常務執行役員を退いて名古屋木材鰍フ専務取締役に就任したのは平成14年6月でした。そして翌年に同社の代表取締役に就任しました。銀行時代に尾頭橋支店の次長経験もありましたので、木材業界の事情についてはある程度理解していましたが、実際に就任してみると木材の大卸というのは予想以上の「守り経営」と云いましょうか、体質の旧い仕事待ちの姿勢が色濃くありましたね。
 本誌−−どちらかと云うと木材企業はいずれの事業所でも地味な体質が残っています。代が変ってからも先代のやり方を踏襲し続けている企業も多々あり、時代に適応できず結果的に廃業を余儀なくされるケースも少なくないようです。
 丹羽社長−−確かに時代の変化は急速です。私は先ず、名古屋木材の新たな経営理念を創ることから始めました。会社として……




 メイモク木材コンビニ「A'zen館(エイゼンカン)」中川1号店グランドオープン
プロショップとして販売及び情報発信へ木材コンビ二A'zen館・岡田壹登店長−−オープン当初、我々が選んで並べている商品ですが、お客からの問い合わせが物凄く多く寄せられ、それらの声に応えるべくプロ用商品アイテムをどんどん増やしていきました。「商売の基本というのは、良い物を安く提供できればどんな商売でも成り立つ。」との丹羽社長の言葉に励まされて頑張っています。
 丹羽社長は、「相手がプロだから毎日進化しなければならない。」と。即ち、お客さんのニーズに合わせるだけでなく、お客様のニーズを超えるサービスを考える。そうすれば木材コンビニはプロユーザーの一番求める姿、有り様になっていきます。
 木材コンビニの一番大きな狙いは、プロである大工・工務店への販売と情報提供なのですが、……
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(文責=編集部)