■インドネシア通信No.67
  「エコの欺瞞…」の巻


 最近は不況対策としてのエコカー減税やエコポイントなどが注目を浴び、エコという言葉がようやく市民権を 得るようになって参りました。今では小学校の学童から近所のお年寄りまでエコという言葉を使っております。
 地球環境保全のためには非常に喜ばしいことではありますが、問題はその中身です。エコの見方が捻じ曲げら れ経済強者のご都合宜しき様な解釈となっているような気がしてなりません。
 例えばエコの代表として持て囃されるハイブリッドカーです。確かに出来上がったハイブリッドカーの燃費は ガソリン車より良くエコなのですが、ガソリンと電気の併用故に普通のガソリン車より複雑な構造となっており 製造過程においてはより多くのエネルギーを使ってしまいます。



 つまり作る過程ではガソリン車よりエコ度は低いのです。製造過程でより多くのネルギーを使った製品のエコ 度判定が使用段階でのエネルギーセーブ量だけで語られるのにはいささか疑問を感じます。
 エコポイントがつく家電製品も同様です。エコな機能を付与せんがために普及品より多くのエネルギーを掛け て作ります。
 エコの正当な評価は製造段階から使用を終えて廃棄するまでの総エネルギー量で比較すべきだと思います。
 農林業界にもこのような欺瞞があります。その代表例がパーム椰子農園であります。パーム椰子農園は……
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