■話題あれこれ
  震度6強の揺れを吸収して耐える――実大7階建て木造建造物の震動台実験
 兵庫県三木市のE―ディフェンスで行なわれた世界最大級の振動実験


 (独)防災科学技術研究所(茨城県つくば市天王台3-1、岡田義光理事長、TEL 029-851-1611)では、米国コロラド 州立大学と共同で兵庫耐震工学研究センター(兵庫県三木市志染町三津田西亀屋1501-21、TEL 0794-85-8211)内に ある実大3次元震動破壊実験施設「E―ディフェンス」にて、7階建て木造建造物を用いた世界最大級の震動台実験 が去る7月14日(火)に行なわれた。
 この実験は枠組壁工法(日本名=2×4工法、米国名=ウッドフレーム工法)での実大7階建て木造建造物を震動 台に設置して加振実験を行なうというものだ。地球温暖化対策の一環として、循環型資源である木材の利用と木 造建築の有効性が見直されつつあり、世界的にもその中高層化の可能性が探られている。米国では既に建築基準 IBC(International Building Code)により中高層の木造建築が可能となっているが、地震時の建物挙動の詳細な データを得ることで、今後の木造建築物の耐震設計や学術的研究に活かしていくことが、今回の実験の大きな目 的となっている。
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